以前から気になっていた、留萌の少し山奥に建っている、今は使われていない木柱を写して来ました。 木柱は木柱でも電力用の物では無く、通信用の物です。 ですから、北海道電力の電柱では無く、恐らく電電公社(現・NTT)の電柱だったと思われます。
電信柱全影
木柱の全影です。付近を捜してみましたが、この一本しかありませんでした。 何故この木柱だけが残っているのかは一切不明です。道路の端にポツンと建っていました。 電線が垂れ下がっているのがわかります。電線は絶縁電線で、導体の太さは約1.2ミリでした。 この様な木柱はいつ頃からいつ頃まで使われていたのでしょうか?ご存知の方は是非お知らせ下さい。
電信柱腕木UP
腕木に通信用の碍子が6個付いています。電線2本で1回線と思われます。 中央寄りの碍子に電線が付いていません。外れてしまったのか、それとも最初から無かったのでしょうか。
電信柱 銘板
木柱に銘板が貼り付けてあったので写しておきました。上から、「加圧式」「A」 「山陽木材防腐」「株式会社」「64」と記載されています。「64」の数字は、製造年(1964)を示してると思われます。この木柱は36歳という事ですね。
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