北海道電力の低圧線はこの『碍子レスラック』を使用して装柱しています。 この碍子レスラック1個で4本の電線を固定できます。 他の電力会社で採用されている低圧引留碍子を使っての装柱より、スペースを取らなくて済みます。 碍子レスラックに付いている金具は『ち度調整ラック(IL)』といい、ボルトで調整する事によって電線の弛みを調整する事が出来ます。 一部でILを使わないでそのまま電線を通して固定している場合もあります。
碍子レスラック〔引通し用〕
これは低圧線の引通しの部分に使用されます。電線を『低圧電線用巻付グリップ』を使って固定します。
低圧用引留めグリップ 設置例
現在、低圧線の引留め部分ではバインド巻きではなく、この『低圧用引留グリップ』を使って電線を固定しています。
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