
変った碍子

変った碍子の付いた電柱を見つけました。上段の耐張碍子がやけに大きいです。

下から良く見て見ました。送電線用の碍子でしょうか? 送電線の碍子は一個で10[kV]程度の耐圧があるそうなので 6.6[kV]の配電線には一個で充分足りるのでしょう。
それにしても、何故? 設置時にたまたま在庫がなかったとか? それとも、試験的に設置しているとか?

送電用懸垂碍子の使用例を投稿していただきました。ありがとうございます。
北海道留萌市は重塩害地区だそうで、耐塩用耐張碍子2連では間に合わずこのような構成にしているよう です。 他に送電用懸垂碍子が使われる例として、河川横断などスパンが長く耐荷重を必要とする場合があるそう です。
河川横断で使用している例は、先日発見したのですが写真を撮り損ねました。
機会があったら撮ってきます。
しかし、私が発見したのは、内陸の埼玉県で、河川横断ではなく街中でした。やはり謎です。

碍子接続部分をアップにした写真も頂きました。
送電用懸垂碍子は『250mm懸垂碍子』と言うそうで、耐塩用耐張碍子(右側の碍子)のクレビス(金属部分のピンで留めている所) とサイズが合わないために『直角金物』と言う金物で接続しているそうです。